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実際にできないと意味はない

私は今警備員をやっているが、以前は主に道路工事のところで、警備を行っていたが、これは雨が降ると中止になったり、日替わりの現場なので、安定していなかった。今は施設警備で仕事は安定してきている。自分にも合っていると思うが、色々なことがあったりする。

本日はいつもより人が少ないなあ、と思いながら店舗の入り口のところに立っていると、初老の男性が声をかけてきた。

「あなたがたは、どこの警備会社ですか?」

こういう風にたずねて来る人は、大概がクレームを言ってくる人である。私は内心困ったなあと思いながらも、自分の所属している警備会社を告げた。

するとその男性は、やはりクレームをつけてきた。要は警備員の対応がなっていない、ということであった。その内容を聞いて、私もそれではまずい点もあるなと思ったが、少々いいかげんな返事をしてしまった。

すると今までおだやかに話していた男性は、顔つきが変わり怒鳴りだした。警備会社に連絡して、上司と話すと言ってきて、私はまずいことになったと思い、ひたすら謝罪した。その男性のクレームもめちゃくちゃな内容ではなく、怒鳴るといっても理不尽な怒り方ではなかったので、相手の言うことに同意し、謝罪し続けた。

クレームでも理不尽なものとそうでないものがある。理不尽な場合は相手の言うことを聞いているだけではだめだが、そうでない場合はひたすら謝罪することが大切であると思う。今回の場合はまじめそうな男性が、これはこうしないとまずいということでクレームを言ってきたので、それはこちらの落ち度であるし、以後気をつけます、ということで、丁寧な対応を心がけた。

その男性がまずい対応をしたとみなした警備員は、私ではなくもう一人の人であった。だから私が怒鳴られるのは本来は筋違いとも言えるが、何で私が怒鳴られなければならないのか、という感情はほとんどわいてこずに、申し訳ないという気持ちと、指摘していただいてありがとうございます、という感謝の念が主だった。

私が丁寧に対応していると、その男性もだんだん落ち着いてきて、今後気をつけてくれるなら、ここだけの話にしよう、ということでその場は収まった。もし私が横柄な態度をとっていたりしたら、その男性は間違いなく会社にクレームをつけ、下手したら私たちの仕事が失われていたかもしれない。そういうケースは珍しいことではない。私は横柄な態度をとったり、怒りで返したりすることがなく本当によかったと感じた。

仏教を学んでいたりすると、他人には親切に優しく接することが大切とか、怒りを持たないことの大切さがよくでてくる。そういったことを知識としては持っているが、そういう場面になって他人に親切にできなかったり、怒りをぶちまけたりしていては、何のために学んでいるかわからない。仏教に限らず何事もそうだが、学ぶだけでなく、実践することが大切である。そうでなければ、意味は半減してしまう。

警備をしていると人と対応する場面もよくあるが、そういう時にできるだけ親切で丁寧な応対を心がけるようにしている。そうするとそういう心の働きが相手にも伝わるようである。今の仕事は慈悲の実践の場としても有効であると感じている。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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