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恩寵の扉が開くまで Part2   4、ハワイでの個人セッション(第2回)   (4)漂いなさい   


4、ハワイでの個人セッション(第2回)



 1日目(2003年7月11日)


 (4)漂いなさい


キ:数年前に比べて、なんだか「怠け者」になりつつある感じがするのですが、、。



フ:それでO.Kだ。

その「怠け者」という感覚は、あなたが自分の「意志」で物事をするという感覚を失いつつある事から生じている。

「怠ける」という感覚は、マインドの一部が落ちつつある事からやって来ている。

なぜならあなたの「意志」と「マインド」は繋がっているからだ。

「マインド」が落ちるに従い、「意志」は弱まる。







あなたの中で「あれがしたい」「これが欲しい」という欲求や衝動が、以前と比べて少なくなっているはずだ。

なぜなら、あなたは今「自然な状態」にあるから・・・。

あなたのビーイングは、ただ在ろうとしている。

あなたはそれほど多くの物事をしたいとは、思わなくなっている。

スピリチュアルな物事でもそうだ。

今のあなたにとって、たくさんの事をやり過ぎるのは危険だ。





キ:そうですか!?





フ:漂いなさい。

今はとても、微妙で繊細な時だ。

あなたがシフトして、真実の自己へと開きマインドが落ち始める時は、リラックスして漂う必要がある。

あれやこれやと、マインドを通してする事(Doing)は良くない。

ヨガビジャがあなたにヒーリングをする事を勧めたのは、あなたのビーイングがリラックスする事を、もっと許せる様にだ。





よりハートが開けば、マインドと意志はハートへと引き込まれる様になる。

そうすると、もっと自分に寛いで楽でいる感覚がやってくるだろう。

それがとても重要だ。

今年、来年、再来年の3年間は、ただ漂いなさい。

やり過ぎる事は、全く良くない。





非常に微妙な時期だ。

マインドの根はまだ存在している。

やり過ぎると、マインドへまた戻ってしまうだろう。

前回のハワイのリトリートで、あなたの中のやりて(Doing)の部分を取り除いた。

だからあなたはそれほど忙しく動く事は出来ないはずだ。

あなたを行動へと駆り立てる衝動が、もはやなくなりつつある。

たとえ一生懸命に頑張ろうとしても、頑張れなくなりつつある。

その様に感じるだろう?





キ:ええ。





フ:古い人格としてのあなたが、それほどいなくなりつつある。

だからあなたに今必要な事の全ては、ガイダンスに従い、このシフトを継続させ続ける事だ。

リトリートをする度に、愛を感じる度に、シンプルさを感じる度に、このシフトはより広がって行く。

それは赤ん坊の様に、成長して行く。

しかし、自分に厳しくしたり、先の事を心配し過ぎたり、考え過ぎたりすると、この赤ん坊は成長を止めてしまう。







これが、あなたの今の状況だ。

何生にも渡って、ようやくあなたはこの地点に到達した。

だからそこに止まって、その状況と共に漂いなさい。

あなたにとって、古い道はサムライの道だった。

その反対の道に、今あなたは位置している。







しかし必ずしも、「全く何もしないで過ごせ」と言う訳ではない。

そうではなく、「物事を非常にリラックスしたやり方で行いなさい」という事だ。

やり手(Doer)の部分を見つけない様に。

やり手の部分を手放しなさい。







これは、何生にも渡った末にようやく与えられた贈り物なのだ。

この贈り物を、あなたの中の神聖な場所にキープし続ける必要がある。

そしてよくその事を理解して、ゆっくりと成長させなさい。







今後はリトリートをする度に、このシフトがどんどんと開いて行くだろう。

それは色々な形を取るけれど、いつでもその赤ん坊が成長するプロセスなのだ。

時には喜びに満ち溢れ、時にはとても深く静かに、時には愛に満ち、時にはただの普通である事を感じる。しかしそれらは全て同じものだ。





今回あなたがここへ来た理由は、この事を知るためだ。

この事を明確に理解して、あまり考え過ぎない様に、、。

ただ手放して、明け渡す。

今は、神へ、光へ、真実のあなたへ、存在へ、完全に明け渡す時だ。







何に対しても、抵抗したり無理強いしたりしてはならない。

物事を無理に起こそうとしてはいけない。

ただ漂って、ワークする事とワークしない事、瞑想する事としない事、愛に満ちる事と普通でいる事、その完璧なバランスの中に居なさい。




私たちはつい何かをすることを大事なことだと思い、doingに走ります。もちろん私たちが何かをしていないと問題であることは多くあるでしょう。しかし、あまりにも何かをすることにとらわれていると、マインドの働きに巻き込まれていきます。本来の私たちはリラックスしていてただ在るというものです。何かをすることに支配されていると、そのことを忘れ去ってしまいます。


近頃どうも何かをするということに対して、以前ほどこだわりがなくなってきています。怠け者となったような感覚であり、単なる無知な状態なのかもしれませんが、ただぼけっとしているだけでなく、気づきは保たれているので、フーマンが語っているシフトが起こりつつあるのかもしれません。


問題と思われることが生じると、つい抵抗したり無理に起こそうとしてしまいがちですが、それこそエゴの罠であり、益々悪化してしまうものです。何かをすることに慣れていると、ただ漂うことがとてもあやふやでそれでいいのか?と思ってしまいますが、真実の私たち、大いなる存在といったものに明け渡していくと、ただ漂うことで問題も解決していくし、そもそも問題とは何なのか?ということになっていきます。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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