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力のいれどころと心構え

今の仕事場では、色々と細かい作業が多くある。外来者の受付、パソコンによる施錠などの確認、エレベーターや照明の管理、巡回などが主だが、それ以外にもポスターなどの掲示や、ポスティングを頼まれたり、本来の業務以外のことも色々と依頼されることも多い。「それくらい自分でやってくれーー」と言いたくなることもあるが、そんなことは言えるはずもなく、言われたことは黙々とこなすのみである。

そのように細かい作業がいくつかある中で、電動車椅子を用いている人を、自動車から車椅子に乗せたり、逆に車椅子から車に乗せるという作業もある。下半身が完全に麻痺している人なので、きちんと対処しないと非常に怖い目に合わせてしまうことになる。先日同僚の一人が、車椅子に乗せようとしたところバランスを崩し、二人で地面に倒れてしまい、それ以降その役割を担う人が限られてしまった。やってもらう側からすれば、また地面に倒れてしまったら大変だから、それも当然のことだろう。

移動させる時は、まずベルトをしっかりとつかみ、完全にこちらに身をゆだねてもらう形になる。それからしっかりと持ち上げて、椅子にきちんと座ってもらうようにする。このとき中途半端だとバランスを崩してしまうから、最後まで気を抜くことはできない。私はいつも自分がやるときは、相撲を取る時のイメージをする。いわゆるもろ差しの体制で、相手を吊り上げるイメージである。そして腕だけで持ち上げるのではなく、腰の使い方が大切になる。足腰で踏ん張るとあまりぶれることなく、しっかりと持ち上げることができる。あとは慎重に移動して、椅子に座らせるだけである。

私は腕力は率直に言ってあまりない。どちらかというとヤセ気味で、上半身はお世辞にもたくましいとは言えない。今は腕立て伏せや懸垂をやっても、まともにできないかもしれない。しかし、足腰に関しては子供の頃から丈夫な方であった。子供のころから腕力はなかったが、相撲は比較的強かった。自分より大きな相手でも倒してしまったりしていた。それは足腰が丈夫だったからであろう。それが今でも生かされている。

今日も車から車椅子に移動させる役割を担った。基本的に二人一組で行うのだが、今日は私と私の隊の隊長と組んで行った。問題なく終わると、車椅子の人が「お二人は力がありますねえ」と感心したように、また安心したような口調で言ってくれた。私はいつも相手に安心してもらえるように心がけて行っていたが、それが伝わったかと感じ嬉しくなった。持ち上げた時足元がおぼつかないようでは、やはり安心してもらえない。しっかりと動かずに持ち上げることで、安心をしてもらえる。腕力だけで担ごうとすると、それは無理がある。足腰も用いて全身で持ち上げるようにする。また無駄な力を使わずに、効率的な力の使い方をすることで、より安定感が増す。私は心の扱い方だけでなく、体の使い方にも気を配ってきたが、それが現実に生かされたことで良い気分になった。

そして、安心感を抱いてもらえたのは、物理的なことだけでなく、意識の要素でもそれはあるだろうと思った。こちらも一生懸命にやっていれば、相手にもそれは伝わる。いやいややっているのと、心をこめて行っているのでは、当然大きな違いが出てくる。近頃はハートを開くことも心がけているが、それも相手に伝わったかもしれない。それはともかく、自分が行ってきたこと、心がけてきたことが現実生活で生かせたものとして、このことを大切にしようと思った。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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