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ブラック&ホワイト

私はかつて純粋で光輝く存在であろうとして、色々なことを抑え込もうとしてきた。一般的に三代欲求とされる、食欲、性欲、睡眠欲をはじめ、あらゆる欲求、煩悩を封じ込めようとしてきた。食べ物を極端に制限してきた時は、一日中食べ物のことが頭に浮かび、なんでも食べてしまえるような気がした。そんなときに目の前に食べ物が山のように置かれた時、すごい勢いで貪りついてしまい、急に食べ物を詰め込んだため腹痛をおこし、その場でのたうちまわった。それでもしばらくすると、また食べることに意識が向いてしまっていた。

欲求に翻弄されていてもまずいが、無理に抑え込んでも大変なことになる。どこかで反動やひずみが生じてしまう。私は無理に抑え込んでいた時には、どこか人格のゆがみが生じていたと思う。その影響は今もまだ完全には払しょくされてはいない。純粋であろう、完璧であろうとすればするほど、破綻も生じていく。

数字つ前のことだが、映画「ブラック・スワン」が上映されていたら見ようと思っていたが、最寄駅近くの映画館でちょうど上映されていたので見ることにした。知り合いが「ブラック・スワン」を見て感想を書いており、また以前から見たかったのでちょうどよかった。「ブラック・スワン」は人の闇の要素について描かれており、別の知り合いから私自身の闇のことについて指摘があり、そのことについて新たに見つめ直す必要も感じていた。

ナタリー・ポートマン演じる主人公ニナは、バレーカンパニーに所属し、白鳥の湖の主役に抜擢される。ニナは踊りの技術は確かだが、純粋な光の象徴である白鳥を踊るには最適だが、闇をあらわす黒鳥を踊るのは難しかった。母親との関係性もあり、自分を抑え込んでいたニナだが、だんだん自分の中にある要素があらわになっていき、精神が崩壊していく。様々な出来事があり舞台初日を拍手喝采の中で終えるのだが。。

人間は誰でも光と闇の要素を内在させている。しかしそのことに無自覚である。闇から目をそらし、それをないものにしようとしても、それはなくなることなくかえって闇に取り込まれていく。そのことを映画を見ていて改めて思い知らされた。光と闇というのはあくまでも二元的であり、両方が統合されていくのが本来のありようである。ニナの統合は大きな犠牲を生じさせてしまったが、両方をきちんと見つめ、受け入れていければ犠牲を払うこともなく両者が統合されていくように感じた。

スピリチュアルな世界では、光のことばかり言及されて、闇について向き合っていな人も多いような気がする。しかしそれではバランスを欠いてしまう。この世は二元であり、光と闇両方存在するのが当たり前である。闇を排斥したら、闇から逆襲される。どちらも見つめていくことが大切である。

ナタリー・ポートマンはこの映画でアカデミー主演女優賞を受賞したが、それも納得できる。ある程度のエログロの要素もあり、万人にはすすめられないが、単純に映画を見て楽しみたいというのではなく、しっかりとした作品を見たいと言う方は、ぜひ「ブラック・スワン」を見ていただきたい。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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