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【レベル7】をどうとらえるべきか?

ロシア政治経済ジャーナルより
http://archive.mag2.com/0000012950/index.html

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★【レベル7】をどうとらえるべきか?


全世界のRPE読者のみなさま、こんにちは!

北野です。



(●北野お薦めの「不思議系」「パラレルワールド系」ドラマがあり
ます。詳細は【編集後記】で!)




皆さんもご存じのように、経済産業省原子力安全・保安院は4月12
日、福島第1原発事故の評価を、


「チェルノブイリ」と同じ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

最悪の「レベル7」にひきあげました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

今回は、これについて考えてみましょう。


▼全世界から「レベル7」は行きすぎの声


皆さんご存じのように、私は「原発安全神話」なんて信じていませ
んでした。

「隷属国家日本の岐路」の中でも、



<「脱石油」というと、まず皆さんの頭に浮かんでくるのは「原子力」
でしょう。

しかし、ロシアに住む私は、チェルノブイリ事故の被害にあった人た
ちの悲惨な状況をよく知っています。

国土の狭い日本に原発をドンドン建てるというのは、おすすめできま
せん。>

(169~170p)



と書き、原発に頼らず「エネルギー自給率を100%にする方法」を提案
しています。

ですから、私は「政府」や「東電」を守るつもりは全然ありません。


しかし、「リスク」は正確に把握する必要があります。



ホントは怖い物を「全然大丈夫です!」というのはよくない。

逆に、怖くない物を「めちゃくちゃ怖いです!」というのもよくない。


今回の「レベル7」ですが、全世界で「それはちょっと行きすぎだろ!」
という声があがっています。


まずロシア。




<レベル7は「行き過ぎ」=ロシア原子力企業

時事通信 4月13日(水)1時23分配信

 【モスクワ時事】ロシア国営原子力企業ロスアトムのノビコフ広報
局長は12日、福島第1原発事故について経済産業省原子力安全・
保安院が国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で最悪のレベル
7としたことについて、「行き過ぎ」との見方を示した。

タス通信が伝えた。>



フランス。




<チェルノブイリに匹敵せず=福島事故のレベル引き上げ─仏研
究所

時事通信 4月13日(水)8時25分配信 

【パリ時事】経済産業省原子力安全・保安院が福島第1原発の事故
評価をレベル7に引き上げたことについて、仏放射線防護原子力安
全研究所(IRSN)のグルメロン放射線防護局長は12日、記者団に


「福島の事故は極めて深刻だが、チェルノブイリの事故と現時点で同
じではないし、今後もそうだ」

と述べ、同じレベル7のチェルノブイリ原発事故に匹敵するわけでは
ないとの見解を示した。 >



中国。




<「チェルノの10分の1未満」中国紙、冷静な対応呼びかけも、政府
と東電は批判

産経新聞 4月13日(水)10時11分配信 

【北京=矢板明夫】13日付の中国紙「新京報」は福島第1原発の放
射能漏れ事故の評価が「レベル7」に引き上げられたことについて


「福島の放射能漏れの量は現在、チェルノブイリの10分の1未満」


との中国環境保護省の専門家の見方を紹介し、「事故規模と死傷者
数から見れば、福島はチェルノブイリとは比べものにならない」と結論
づけるなど読者に冷静な対応を呼びかけた。  >



国際機関も。




<福島原発事故、チェルノブイリとは非常に異なる=IAEA

ロイター 4月13日(水)11時41分配信

[ジュネーブ/ウィーン 12日 ロイター] 世界保健機関(WHO)
と国際原子力機関(IAEA)は12日、日本の原発事故の評価が最
も深刻なレベルに引き上げられたことについて、人体への影響リ
スクが高まったわけではなく、

同事故が1986年のチェルノブイリ原発事故と同等であることを意
味するものではないとの見解を示した。>




どうですか、これ?

まさに「全世界」が「チェルノブイリと同じじゃないだろ!」(それ以下
だろ)としているわけです。

彼らはウソをいっているのでしょうか?



▼正当な理由


ちょっと詳しい人なら、ロシア、フランス、中国と聞いて


「これらの国は原発を推進しているから、あんまり事故を大げさに
したくないんだろ!」


と思うでしょう。


そう、福島原発事故後、全世界で「反原発運動」が活発化していま
す。

IAEAにいたっては、「世界で反原発運動が盛り上がれば仕事がな
くなる」という、きわめて現実的な理由もある。


とはいえ、「チェルノブイリ以下とする根拠」を見れば、「確かにその
とおりだよな~」と思えるものです。




<IAEAのデニス・フローリー事務次長は記者会見で「福島原発と
チェルノブイリ原発の事故は非常に異なっている。

チェルノブイリ原発では運転中の原子炉が爆発した。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

大きな爆発で、数日にわたって大規模な黒鉛の火災が続いた」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

と説明。  

「(チェルノブイリ原発の事故は)上層大気に放射性物質を放出し、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

世界中に広げるほどの威力があった」と語った。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

一方、

福島原発では地震時に原子炉が稼働停止し、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

圧力容器は爆発していないと指摘した。>  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

(ロイター 4月13日)



というわけで、「チェルノブイリ級のレベル7」に評価が引き上げら
れたからといって、それほど怖がる必要はなさそうです。


▼リスクをどうはかるか?


目に見えない放射能の怖さをどうはかるか、なかなか難しいとこ
ろです。

中には、前号でご紹介した東大・稲博士のように


「福島原発敷地内を普段着でぶらぶらしても、危なくないどころか、
むしろ健康になる」


と主張する人もいる。


ネットを見ると、逆に「政府と東電はウソをいっている!ホントはメ
チャクチャおそろしいのだ!」という主張が大半をしめています。



どう考えたらよいのでしょうか?

政府や東電のいうことは、あんまりあてにならない。

というわけで、私はどちらかというと「反原発のサイト」を参考にし
ています。

たとえばこちら。

http://matome.naver.jp/odai/2130014613548736301


このサイトの

http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1310

に、スウェーデン国立スペース物理研究所・山内正敏先生の

「わかりやすい目安」が載っています。



転載します。



<(1) 居住地近くで1000マイクロSv/時(=1ミリSv/時)に達したら、
緊急脱出しなければならない= 赤信号。

(2) 居住地近くで100マイクロSv/時(=0.1ミリSv/時)に達したら、
脱出の準備を始めた方が良い= 黄信号。

(3) 妊娠初期(妊娠かどうか分からない人を含めて)の場合、居住地
近くで300マイクロSv/時(=0.3ミリSv/時)に達したら、緊急脱出し
なければならない= 赤信号。

(4) 妊娠初期(妊娠かどうか分からない人を含めて)の場合、居住地
近くで30マイクロSv/時(=0.03ミリSv/時)に達したら、脱出の準備
を始めた方が良い= 黄信号。


(2)や(4)の1割以下(居住地近くでの値が、普通の人で10マイクロSv/
時、妊娠初期の人で3マイクロSv/時)なら安心して良い>



ということだそうです。

参考になさってください。

もっともかたい値ということで、


<妊娠初期の人で3マイクロSv/時)なら安心して良い>


を基準にしてみましょう。

次に、以下のページから「全国の放射能レベル」をチェックしてみまし
ょう。

http://atmc.jp/


これを見ると、東京新宿区4月14日は、


0.079マイクロSv/時


となっています。

どうですか?

妊娠初期でも余裕で、安心して生きていける数値であることがわかる
でしょう。

ちなみに、以下のページでは、東京新宿区3月14日以降の数値がみ
れます。

http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1022

これを見ると、もっとも放射能レベルが高かったのは、3月15日で


0.65マイクロSv/時


となっています。

もっとも高い日でも、妊婦が安心していられる数値であることがわ
かります。


もう一度、http://atmc.jp/ に戻ってみましょう。


全国で一番高いのは、もちろん福島県です。

福島県双葉郡の値は、4月14日時点で、通常より約30倍高い


2.1マイクロSv/時


となっています。

福島県双葉郡ですら、「妊婦でも問題ないレベル」であることがわかり
ます。

サイトの上の方に、「福島20km圏~30km圏」とあるので、クリックしてみ
ると、

福島原発の北西20kmに位置する、南相馬市小高区金谷で、通常の約
65.7倍、


4.6マイクロSv/時


が出ています。

これは、妊娠している人は安心できない。

普通の人は安心できるレベル。


さらに、サイトの上には、「福島原発の放射濃度」というのがあります。

これをクリックしてみてみると、

福島第1原発 事務本館南(モニタリングポスト) の値は、


590マイクロSv/時


とあります。

これはもちろん、「脱出しなければいけない数値」です。



こう見ると、「東京の人は全然心配ないレベル」。

福島の人でも、30km圏外にいれば、「ほぼ問題ないレベル」といえ
るでしょう。



とはいえ、上のサイトでは、福島のレベルが事故後しばらく公表さ
れていませんでした。

はっきりわかりませんが、「全国で測ってるけど、福島だけは測っ
ていない」というのは考えにくいですね。

「高すぎて公表を恐れた」と見るのが妥当かと思います。


今は、枝野さんが「公表しろ!」と命令したからなのか、公表できる
値まで下がってきたからなのか。

とにかく、出ています。



▼内部被ばくはどうか?


放射能レベルは、福島原発に相当近い場所にいないかぎり、あまり
心配ないこと、ご理解いただけたと思います。


では、内部被ばくはどうでしょうか?

内部被ばくとは、放射性物質が体の中に入ってしまうことをいいます。

どうやって入るか。

主な原因は、


・息を吸うことで

・水を飲むことで

・食べることで


まず、「息を吸うことで」ですが、上に見たようなレベルですので、ほ
とんど問題ないと思います。

しかし、精神衛生上気になって仕方ない人は、外に出る時マスクを
しましょう。

家に帰ってきたら捨てて、翌日は新しいマスクをして出勤です。



次に水です。

これは、一時大騒ぎになりましたね。




<東京都水道局、乳児の飲用に水道水を使わないよう呼びかけ

CNN.co.jp 3月24日(木)11時12分配信

東京(CNN) 東京都水道局は23日、金町浄水場(葛飾区)から乳児の
飲用に適さない濃度の放射性ヨウ素が検出されたことを受け、水道水
を乳児の飲用や調乳に使用しないようサービス対象地域の住民に呼
びかけた。

同局が22日夜に採取したサンプルからは、水1キロあたり210ベクレル
の放射性ヨウ素が検出された。

これは乳児にとって安全とされる厚生労働省の指標値の2倍にあたるが、
成人の指標値である1キロあたり300ベクレルを下回っている。>



今はどうなっているのでしょうか?

このページで全国の水道水の放射能レベルがわかります。

http://atmc.jp/water/


これを見ると、全国的にまったく問題ないレベル。

しかし、福島だけは数値が出ていません。

「全国で測っているけど福島だけ測っていない」というのは考えに
くいので、

「高すぎて公表したくない」ということかもしれません。


福島以外の人は問題なさそうですが、数値を日々確認し、高くなっ
てきたら、水道水の利用を控えればよいでしょう。

ちなみに乳児の安全レベルは、100ベクレル以下です。



次に食品です。

http://atmc.jp/food/

ここで、いろいろな食品の放射能レベルを知ることができます。

一例として、3月25日~4月15日のホウレンソウを見てみました。

すると、


福島県田村市のホウレンソウ。

放射性ヨウ素の値は、8400ベクレルでした。

これは、国内基準値の4.2倍、乳児食品基準の84倍となっています。


福島県大玉村のホウレンソウ。

放射性セシウムの値は、34000ベクレルでした。

これは、国内基準値の68倍、乳児食品基準の170倍となっています。


常識的に考えると、これらの食品を食べるのは「危険」といえるでし
ょう。



「福島産の野菜は安全です!どんどん食べましょう!」


と勧めている人もいますが、それを信じてバンバン食べ、皆さんの子
供がガンになっても、

勧めていた人は責任をとってくれません。


ですから、私はお勧めしません。


国は、「福島産の野菜をドンドン食べましょう!」とプロパガンダする
のでなく、


東電から農家の皆さんにガッポリ賠償金を払わせるべきです。

そして、国もかわいそうな農家の皆さんに、しっかり賠償金を払うべき
です。



というわけで、私たちの不安は「無知」に起因します。


怖くないものを必要以上に怖がり、

怖いものを全然怖がらない


知識があれば、


怖がるべきものを必要なだけ怖がり

怖がるべきでないものを怖がらない


とすることができます。


現段階で、福島原発近く以外の地域に住んでいる人が気をつける
べきなのは、食品だけでしょう。

今後はどうなるかわかりませんので、日々数値をチェックし、心おだ
やかに過ごされることをお勧めします。




今回は「レベル7」の話でした。


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政府や東電は、安全だと言うばかりで信用できませんが、ネットでは
ものすごく深刻な事態という意見も見受けられます。果たしてどちらが
正しいのか?はっきりこうであると断定することはできないでしょう。

日本政府やマスコミの言っていることは信用できず、海外の見解の方が
信頼できるという人もいるでしょうが、海外の報道や見解が正しいという
ことも言いきれません。結局大切なことはこのメルマガの最後にもある通
り必要以上に怖がることもなく、全く安心することもなく、日々必要なことを
チェックし、心静かに穏やかに過ごすことが大切なのだと思います。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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