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恩寵の扉が開くまで Part2 1、フーマン初来日 (1)桜の花に誘われて


2002年の春は桜の開花が史上最速と言わたが、まるで桜の花に誘われるかの様にフーマンが日本にやって来た。
初めてのハワイ個人セッションから8ヶ月後、遂にやって来たのである。


遂にというには、訳がある。

最初に聞いた時は信じられなかったが、実はフーマンは一ヶ月以上先の事を決めた事がない。

日本行きのスケジュールも、直前になっても「いつ・何処で・何をするか」が全く決まらない。イベントの主催に関する事柄も不明瞭だった。

痺れを切らして強い催促のメールを出しても、

「オーガナイザーとしてのあなたの立場は理解出来るが、まだ決まらない。」

との返事が返って来るばかりであった。



フーマンは、「計画を立ててそれを実行していく」という生き方とは全く別の次元の「在り方」をしていた。

自分で決めるという事を全くせずに、ひたすら大いなる存在の意志に従い、ただ起こるに任せて行動していた様だ。

だから予定を立てても、その瞬間の神の意志が違うとスケジュールが直前でコロリと変更となる。

実にオーガナイザー泣かせであった。
噂によるとインドの神秘家OSHOも計画をコロリと変える事が良くあり側近が大変だったそうだが、さもありなんと思い知った。

 

フーマンに来年のスケジュールを聞く事は、来年の桜の開花予想を聞くようなものだった。

実際にどうなるのか、「神のみぞ知る」である。

しかし後から振り返ってみると、それしかあり得ない実に絶妙なタイミングで物事が起こっていった。

帰る日程も未定だったが、ほぼ同時に来日したアジズの要請もあり2ヶ月近く滞在し、限りない愛と叡智を降り注いでくれたのである。



(スピリチュアルな道を歩む人々の中には、「瞬間に生きる」という事を誤解して意図や行動がコロコロと変わり、それが良い事だと思い込んでいる人も見受けられる。
しかしそれは、真実に根ざさないマインド(思考や感情)に支配された意図や行動であり、OSHOやフーマンの「在り方」によるそれとは似て非なるものである事を明記しておく。)
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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