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恩寵の扉が開くまで  1、フーマンとの出逢い  (2)「聖なる次元」からのメッセンジャー

ここでフーマンという人物について、手短に紹介しよう。

 Houman と書いてフーマンと発音する。
イランの裕福な家庭に生まれ、子供時代から夏休みはフランスで過ごし、高校時代には留学した事もあるそうだ。
彼の存在全体から醸し出されるきわめてエレガントな品の良さは、悟りとは別に、育ちの良さにも起因していると思う。

 しかしイラン革命の勃発により状況は一変、家族は財産を没収され大変困難な状況に陥る。
革命に嫌気がさした彼は西洋へ脱出、苦労してアメリカの大学へ進学する。大学を卒業後、エンジニアとしてシアトルのボーイング社に入社する。

 光明は27才の時、噂によれば出勤途上の会社の駐車場でそれが起こったという。
噂の真偽はともかくとして、厳しい修行の結果悟ったというのではなく、幼い頃から「聖なる次元」への回帰願望が強かった彼は、恩寵の賜物としてごく自然な形で「本当の私は誰か」を思い起こしたそうだ。
それが悟りと呼ばれるものであることは、後で調べてから解ったというのが実に興味深い。
始めはシアトルで教えていたが、私が知った頃はハワイ島に移住してひっそりと質素に暮らしており、ハワイ島にはごく少数の生徒達がいるだけだった。

 人間としてのフーマンそのものも非常に素晴らしい存在であるが、このサイトの焦点はそこにはない。
フーマンは「聖なる次元」からのメッセンジャーであり、その伝えられたメッセージの中身を伝達することが目的だ。
 
 私にとってのフーマンのイメージは、実物の写真よりも復活後のイエス・キリストのそれに近い。
別に奇跡を起こすわけでもなく生徒の数も少ないのでキリストを引き合いに出すのは大げさと思われるだろうが、その神聖さと愛の深さはキリストのいるスペースと同じ所からやって来ている事は明白だった。

 フーマンのメッセージは非常にシンプルであり、要約すればたった一つの真実の開示であり、それは言葉を超えている。

OSHOはその事について「This!This! a thousand times This!(これ!これ!千回もこれ!)」と表現した。
フーマン自身もまた、その事について次のように私に語った。


OSHOが語った真実あるいは悟りとは、別の次元の事だ。
それは、遙か彼方から人間の次元に到達した一条の光だ。
人間がそれにアクセスする事は出来ない。
しかし、それは人間にアクセスできる。
その事は非常に重要だ。

だから、この私が誰か何者なのかという事について・・。

もう今すでに解ったように、この私はフーマンではない。

この人、あなたに語りかけているこの口を持っているこの者は、ただの「This(これ)」であり、あなたが自分自身として体験してる「This」とまさに同じだ。全てのBeingの「自己」と同じなのだ。

そしてよりあなたが「This」の中に入りそれに明け渡すと、よりあなたは他の人にも「This」を見出すようになる。
「This」は全てのBeingが持つ潜在的可能性なのだ。
「This」こそが、誰もが持っている「真実の自己」であり「本性」だ。

だから今からは、スピリチュアルな道を歩んでいく上で私に関わる時「This」として関わるように。
フーマンとキヨタカ、としてではない。
もしあなたが私を「フーマン」にすると、あなたは「キヨタカ」という立場からやって来ることになる。

そうでななく、ワンネスの真実、キヨタカを越えた純粋な絶対的な源泉から「This」として関わるように。
これが、あなたのカルマのサイクルをお終いにする始まりだ。
そうして、あなたは今生においてあなたのワークを完結する事ができる。
そして、永遠に「This」に休息し、キヨタカなしで「This」とともに進化する。


 これからこの文章を読み進める方は、フーマンをフーマンという一個人を超えた「This」として認識して欲しい。

OSHOは言う。
「私は聖なる次元からのラブレターを配達する郵便配達人だ。郵便配達人にキスしてはならない・・」と。

だから、フーマンという郵便配達人の素性等には捕らわれないことだ。
しかしそうは言ってもラブレターが美しいほど、郵便配達人にしがみつくという傾向は、人間として避けられない事とも言える。
幸い(?)フーマンは肉体を離れているので、もうしがみつきようがない。
フーマンは「This」の中に溶け去った。

 私は今「This」に促されてこの文章を書いている。
そしてこの文章を読んでいる方々の中にある「This」へとメッセージが体験的に伝われば、このサイトの目的は果たされた事になる。
その時、あなたも私もフーマンもいない。
私たちは全て同じ源泉を共有するワンネスの多様な表現であり、あなたと私はその本質において同じなのだ。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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