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観音の化身であるカッコウが語る

「輪廻する生も輪廻を脱出した生も、すべては自分の心に起こることです。この心ははじめから完全なものとして完成しているすべての土台であり、本質が空であるので、生まれることもなく、滅びることも泣く、とどまることなく、行くことなく、やって来ることもありません。心をどこかに求めても見出すことはできず、探しても得ることはできません。心ははじめから完全な完成をとげていますから、それを知的に分析したりすると、単一の本質を多くの要素に分解してしまい、はじめから完全な完成をとげている心というものを、理解することなどできません。

そこで、完全な心の完成をとげた過去のブッダたちは、「ある」と「ない」の両極端に陥ることの無い言葉による表現を用いて、言葉で語っても心の本質を変化させない方法を生み出しました。そこから生まれたのは、心の本質を直感的に理解させるための誤りのない巧みな手段である、聖なる教えの数々でした。こういう教えを、深く瞑想してみるのがよいでしょう。

ここに集っている鳥のみなさんも、夢の中でこの場に並んでいるのです。すべての誕生が夢の中で起こり、すべての死は夢の中で起こる死です。ブッダは夢の中で煩悩に打ち勝ったのであり、輪廻をさまよう者たちは夢の中をさまよい続けています。これが真実であるのですから、みなさんは自分が何者であるのかを自分で知らなければなりません。誤りの根を絶つことができたら、拠り所とすべきものをもはや外の世界に見いだすことはできなくなりますから、自分の心の中に真実の幸福の拠り所を、見いだすことができなければなりません。さあ、わたしはみなさんが求めていた「自分は何をなすべきか」という問いに、しっかりお答えしましたよ」


鳥の仏教   65ページから66ページ


「鳥の仏教」は正当仏教学から言えば偽経であり、あやしいものであろうが、そこに語られている内容が真実をついていれば、そういうことにこだわりすぎても意味が無いように思う。ここに説かれていることは真実であると思うし、そこから何かを感じ取ることができれば、それは十分に意義があることのように思われる。枝葉末節にこだわりすぎてしまうと、本質を見失いかねない。
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コメント

非公開コメント

良かった。。

唯我独存 さま。こんにちは。

「鳥のダルマ」私も読みました。
なかなか良かったです。中沢氏の翻訳がエレガンスで、大変読みやすく感じました。
チベット版ジャータカみたいな読み物ですね。

歴史の勉強をしているわけではないのですから、
「史実的にシャカムニ時代の経典ではない」
とか
「出典が不明」とか
経典のブランドばかりを気にしすぎる必要はないと
私も思います。
「出典ブランド志向」も、度が過ぎるとちょっと執着かな=。
 

Re: 良かった。。

さいたぽん様

伝統を大切にするのは重要だと思いますが、あまりにもそれに縛られすぎると
かえって本質を見失うような気がします。

現代には現代にあった形の経典や、修行のやり方などがあると思います。
そういったことを考慮に入れず、伝統に固執するのは、確かに執着である
と思います。

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こんにちは。
「鳥の仏教」読みました。
おっしゃるとおりですね。
偽経といわれる中にも非常に重要な経典があるし、
何をもって「偽」とするかで、評価が両極端になる場合があると思います
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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