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これ一つだけではなく

世の中には多くの健康法が伝わり、これを食べるといい、これは食べてはいけない、などという情報があふれかえっている。そしてそれに翻弄されている人も多い。しかし、これは絶対というものは存在せず、自分に合ったことに取り組み、合わないものは取り入れないことが大切だろう。


映画「ビルマの竪琴」などで有名な映画監督市川崑は92歳まで生き、晩年にも旺盛な創作活動を続けていたが、肉しか食べないと言われるほどの偏食家であり、また大変なヘビースモーカーで、一日にチェリーかキャメルを100本は吸っていたという。それでも92歳で大往生をとげ、また温厚な性格であり、演出中に声を荒げる映画監督も多い中、そういうことはなかったという。このように肉を食べ、ヘビースモーカーでも長生きし、温厚である人も存在する。


子役時代「スタンド・バイ・ミー」の出演で注目され、将来を嘱望された俳優リバー・フェニックスはヴィーガン(完全菜食主義)であり、それを貫いていたというが23歳の若さでドラッグの過剰摂取による心不全で亡くなった。ヴィーガンは肉魚、乳製品や卵はもちろん、動物にかかわる一切のものを摂取しなため、蜂蜜もとらない。また毛皮や革製品なども身につけない。そのような実践をしていたリバー・フェニックスが、ドラッグの過剰摂取が原因で亡くなったとは、彼の中では何があったのだろうか?


私自身タバコは一切やらず、家で食事をするときは、基本的に動物性のものをほとんどとらない。しかし酒は時々飲むし、外では肉も平気で食べる。また甘いものもけっこうとる。以前はヨーガや気候などをよくやっていたが、近頃はあまりやっていない。できるだけ歩くようにしている。こんな生活をしているが、体はまあ健康な方だと思う。献血に行くと血液検査をされるが、血液の質がいいので特定の成分だけを採取する成分献血をぜひやってほしいと言われたくらいである。あまり偏ったこだわりがないのが良い結果となっているのだと思う。


先日ブックオフで五木寛之と帯津良一の対談である「健康問答」が105円で売っていたので、購入して読んでみた。二人とも関心がある人物だったので、期待して読んだが私にはいい内容だった。


水はたくさん飲むのがいいのか?塩分はあまりとらない方がいいのか?肉は体に悪いのか?一日三十品目食べなければならないか?朝食抜きは悪いのか?コーヒーは悪いのか?玄米は究極の健康食か?抗菌・防菌は本当に病気を予防できるか?温泉は万能の養生法か?メタボリック症候群は本当に危険か?睡眠は八時間以上取らねばならないか?体の癖や歪みを正せば元気になるのか? などといったことを対談で二人の見解を述べているが、基本的にはこれは絶対いい、これは絶対駄目という見解をとっていない。合う人にはいいし、合わない人にはやめておくのがいい、というスタンスである。


私の周りでも、朝食をとらないと駄目だとか、塩分を取り過ぎると駄目だとか、そのような意見を言う人も多い。私は朝食を食べることもあれば食べないこともあるし、塩分をとることで体が温まるので、ある程度は取る必要があると思っている。もちろん朝食を食べないと元気が出ないという人はとればいいし、高血圧の人などは塩分を控えた方がいいだろう。しかし、それが誰にでも当てはまるわけではない。


自分にとってこれが良かったからと他人に勧める人も多いが、それはその人にはよかったかもしれないが、勧められた人にとって有効とは限らない。玄米菜食がいいことは間違いないが、玄米が消化しきれない人には玄米が良くないし、玄米は気を下げる働きがあるから、気が下がり気味の人も玄米は適していないだろう。私は玄米でも消化するし、気も下がることはないから玄米食はいいが、それが万人に通用するわけではない。個々人によって何が健康によく、何が悪いかは変わってくる。


それは肉体の健康だけでなく、精神や霊的なことにも当てはまる。仏教が最高で他は駄目だとか、これこれのヒーリングが良くて、他はまやかしである、などという人も少なくない。しかし、一つの教えやメソッドだけで救われたり目覚めるなど、人間は単純な存在でもない。私は色々なことを学んでいて、そういうやり方を否定する人もいるだろうが、決まり切ったやり方だけでどうなるものでもないと思っているので、私は肉体、精神、エネルギーなど様々な方面からアプローチしようとしている。


「健康問答」の冒頭で五木寛之が「これ一つ」では駄目なのだということを覚悟するしかない、と述べているが、これはまさしく真理だと思う。五木寛之は少々悲観的になりすぎる面があるとも思うが、彼が最近述べていることは共感することも多い。一つのことに凝り固まらずに、もっと開けた見解、意識が必要となってくると思う。





健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。
(2007/04/05)
五木 寛之、帯津 良一 他

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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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