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今ここにあるために

私は以前に催眠を学んでいたことがあります。催眠というと、ショー的な催眠術のイメージが強いでしょうが、私が学んだものは、自然に相手を催眠状態に誘導していくもので、一般的なイメージの催眠とは一線を画していました。

自然な対話の中で誘導していくのですが、その時に五感で感じているものにチューニングをしていく、そこに焦点を合わせていくのです。「今○○が見えていますね。××が聞こえているかもしれません」と視覚、聴覚、触覚などで感じているものに意識を合わせていくと、自然に変性意識状態に入っていくのです。慣れてくるとこれを一人で行うことも可能ですが、誰かに誘導してもらった方がうまくいきやすいです。

そして最近気付いたことですが、このやり方はまさに「今ここにある」ということです。

目の前に花があるとして、その花を見る。その時ただ花を見ている状態にあるなら、その時は過去にも未来にもなく、今この瞬間にその人はある状態です。「以前に見た花のように綺麗だな」とか「この花もやがて枯れてしまうのだろう」と考えていると、その時は「今ここ」にはなく、過去や未来にとらわれている状態です。そしてそれは真実ではなく幻想の世界です。

私たちは普段から過去や未来に支配され、まさに幻想の中に生きています。マインドにとらわれている時は、まさに過去や未来という幻想の中にいます。しかしそこから解放され、「今ここにある」とマインドから解放され、その瞬間は問題からも解放されます。そもそも問題も存在していないという状態が「今ここ」です。しかし、マインドの中に普段からいる私たちは、なかなか「今ここ」にいることができず、過去や未来をさまよっています。

「今ここ」にずっととどまるのは容易ではないですが、瞬間的にとどまるのはさほど難しくありません。そのための一つの手段として、上に書いたように今自分が五感で感じているものにチューニングしていき、それとともにいるということをすれば、自然と「今ここにある」状態になり、その瞬間には問題など何もなくなります。最初のうちは瞬間に過ぎないでしょうが、何度も繰り返しているうちに、だんだん「今ここにある」ことが長くなっていき、自然にそこにとどまれるようになっていきます。大切なのは、焦ったり無理にいようとせずに、穏やかに自然にいるようにしていくことです。

「今ここにある」のは、あまりにもシンプルで、当たり前といえば当たり前のことです。ですからマインドは「こんなんでいいわけがない」などと抵抗したり、なんとかしようとしていきます。しかし、そういったマインドの声に惑わされずに、ただそこにあればいいのです。そしてマインドから解放されていくと、分離から包括にシフトしていき、本当の慈愛というものが生じてくるのです。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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