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何という驚き

この生は、死をもたらすたくさんの
危険におびやかされ
水泡が風に吹き飛ばされるより
もっとたよりない
息を吐いて次の息を吸い込むことができ
明朝にまた目ざめることができるとは
何という驚きでは
なかろうか

ナーガルジュナ


今の世の中は、死が隠蔽されているから、死のことを考えることがなかなかできない。しかし、死は必ずやってくるし、それが明日訪れるかもしれないし、ひょっとしたらこの瞬間にでもやってくるかもしれない。そんなことはないと言い切れる人は、どこにもいないことになる。

死ということを考えないと、生ということも考えていかなくなる。私たちは生きていることを至極当たり前のことのようにとらえているが、ナーガルジュナが述べているように、本来はこうして生きているということは、何という驚きであると思う。

今こうして生きていることに感謝し、またいつ死ぬかもしれないということを思い起こす。これはとても大切なことであると思う。人々の心がすさんできている傾向があるように見受けられるが、こういったことに思いをはせることがなくなってきていることも、大きな一因ではないかと思う。
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唯我独存

Author:唯我独存
ヨーガ・瞑想暦20年ほど。レイキマスター。日々この瞬間を大切にすることをモットーとする。気付き、寛ぎ、ハートの三つから、今ここにあることを体得し、それを伝えていこうとしている。

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